魔王(韓国版)第11・12話 キャプ感想
[オム・テウン] ブログ村キーワード
BS朝日版魔王第11・12話(韓国版第8~10話相当)の感想です。
日本版ならこれでおしまいの話数なのに、まだ半分にも達してないって…凄いな。
なんと!今回韓国版の魔王様の本名が明らかになりますよ~!
登場人物紹介
カン・オス刑事(オム・テウン、日本版・芹沢直人@生田斗真)
オ・スンハ弁護士(チュ・ジフン、日本版・成瀬領@大野智)
ソ・ヘイン(シン・ミナ、日本版・咲田しおり@小林涼子)
ナ・ソクジン(日本版・葛西)
ユン・デシク(日本版・石本)
キム・スンギ(日本版・宗田)
キム・ヨンチョル(日本版・山野)
それぞれ画像をクリックするとでっかくなります!
第11話 覚悟せよ 真実の矢が心臓を貫く時を
急に色々と慌ただしくなって来ました。
ソクジンとスンギと愛人が危うくニアミスしそうになったり、記者ソン・ジョンピョ(池端)がタロットカフェに現れてヘインの素性を調べたり、オスの高校の担任が農場経営のスンハの兄と会っていたり(何故だ!)
そして容疑者はキム・ヨンチョルと、チョン・テフンの弟(=スンハ)の二人に現時点で絞られてしまいましたよ!
やるじゃん警察。
ヨンチョルが真犯人なのか実証すべく、ソラを非公式でヨンチョルと会わせたいというオス。
スンハはソラの安全が保証されなければ駄目だと主張するが、オスに押しきられ渋々承知。
だが、この二人の容疑者が浮上するに当たって、いよいよオスの12年前の事件を捜査チームに明かさねばならない時がやってきました。
デカチョーはすべてを話し、ミンジェ(薫)はそれでもオスが刑事として捜査に加わることに賛成するが、後輩(東根作寿英)は事件の当事者が捜査なんて…と難色を示す。
スンハはヘインを家に送ってあげた帰り道(なんだ、てっきりヘインのオカンに夕飯を御馳走されに来たもんかと)、物陰に潜むソン・ジョンピョを発見!
以前覗いていたのはコイツか!?←そうらしい。
更にオスはヨンチョルと直接話をしに、イシュー&イシュー編集部にまで乗り込んでしまいましたよ!
残業するヨンチョルに話しかけるオス。
けれどいじめられっ子がいじめっ子に十数年ぶりに会って、いきなり話しかけられ更に腕まで掴まれたら、ヨンチョルがビビるのは当然といえば当然。
ヨンチョルはそそくさと逃げ出すが、車に轢かれそうになって脱力したのか、オスとの会話を強いられることに。
デシクが死んだよ。
そう言うオスだが、友達が死んだ悲しみがようやくお前にも分かっただろ!と震える唇で語るヨンチョルを、只呆然と聞くしかなかったのだった。
ヨンチョル役の人、片側だけ唇がめくりあがって吃音交じりに喋る演技がスゲェ神経細そうでキモ上手い。
まぁ貧相なのは山野の方なんだけど。
一方事務長はチョン・テフンの弟の消息を掴み、デカチョーに報告。
戸籍上では弟はすでに死んでいた。
ソン・ジョンピョをとっ捕まえたスンハは、何故ヘインを見張るのかを問い糾す。
一介の図書館司書が刑事と弁護士と度々接触するのはおかしい。
事件の当事者なのではないかとジョンピョは言う。
何もおかしいことはないと冷淡に言い放つスンハだが、腹を割って話そうやと記者は引き下がらない。
腹を割って話そうなんて言う奴に限って真実から一番遠いものだと、得意の煙巻き禅問答でスンハは記者を黙らせたのだった。
あなたなら話の解る人だと思ったのに…。
更に魔王様は記者にトドメを刺しに来ましたよ!
今度こういう事があれば、私が相手になります。法的処置を取ります。
つまりヘインに近寄ると殺すぞ(゚Д゚)ゴルァ!!もとい社会的に抹殺するぞってことですね。もうっ(萌)
魔王様が素敵すぎてヤバイですキャー!ゾクゾクしますわv
左が記者ソン・ジョンピョ(日本版@池端)
最初はヘインをタゲって、後に魔王様の過去にシフトする男なのね…。
スンハはソラを預かってもらっているヘインに、電話でソラ母の減刑のためにソラに証言して欲しいと頼みます。
お母さんのためになるなら…とヘインは了承。
そしてソラに明日お兄ちゃんに会えるよと伝えると、ソラが突然とんでもないことを!
お姉さんはお兄ちゃんのこと好き?
お兄ちゃんはお姉さんのことが一番好きなんだって!
この言葉を聞いた時、ヘインよりもヘインのオカンの方がめっさ嬉しそうな件。
魔王様ー!子供をダシに使うんじゃないよ~(悶)
将を射んと欲すればオカンと子供を射よって事か。
ヘインも急にスンハのことを意識しだしてめくるめく回想シーンが!
ラッキー!この回の動画を持ってるから、キャプ取らないと!
と言うわけで取ってみましたd(・∀・)
前回レビュー分に相当するので、9・10話の方にも貼っておこう。
事務長とデカチョーに呼ばれ、オスは居酒屋へ。
弟の名はチョン・テソン。テフンとは年子だ。
魔王様の本名とオスより1歳年下と判明~!
そしてテソンの母親はオスの無罪判決の日に交通事故で亡くなっていた。
更に弟はその2ヶ月後、失踪先で亡くなっているという。
この事実を突きつけられた時、オスの表情がかつて無いほどに強ばった。
その後、事務長がオスに捜査に私情を持ち込んだ時、お前は過去の罪を犯した人間に戻る…と、彼を厳しくも暖かく叱咤するシーンがありました。
その頃、スンギ宛に宅配が!
赤封筒の中に、ソクジンにも送られた、愛人と抱き合ってる写真が!
それをソクジンに見つかり、取り上げられビリビリに破られトイレに流される。
が、オスもやって来て、おかしな宅配が届いたら何故俺に言わない!と激怒され、オスの兄嫁との不倫がバレたらマズいにも程があるソクジンは、それを取り繕う事に必死。
何故ソクジンやスンギまでもターゲットになっているのか。
それは12年前のあの事件で、ヨンチョルが復讐しようとしているからだとオスは二人に話す。
しかし疑念渦巻くソクジンの考えは違った。
スンギが赤い封筒を送ってきたに違いない。
スンギ出所パーティの時もデシクと激しく言い争っていたし、何より愛人の存在を知るのは奴だけだ…と。
徐々に混沌としてくる状況の中で、魔王様の復讐チャージタイムが長くなって、しかも表情がどんどん邪悪に!
第12話 唯一の道は 自分を守ることだ
ヨンチョルの苦い思い出が蘇る。
いじめっ子のあいつらをぶっ殺してやろうと思ったが、臆病で手が震えて中々一歩を踏み出せない。
それをテフンに見つかって、凶器のナイフを取り上げられてしまう。
しかしそのナイフが引き金となってあの悼ましい事件が…。
テフン…僕が恨みを晴らしてやるからな…
ヘインとスンハも同席でソラの事情徴収が始まり、そして最有力容疑者ヨンチョルとソラを秘密裏に会わせる裏工作が始まった!
中々待ち合わせの場に現れないヨンチョル。
暫くすると奴はダサメガネを外してやって来た!
ヘインもソラもその男をしかと見たが、ヘインが見た残像はスンギ…。
魔王様とヨンチョルとソラとの間で交わされる秘密のアイコンタクト。
魔王の表情は邪悪に歪み、ソラを見つめるヨンチョルの表情もいつになく険しい。
そしてソラは知らないと一言。
俄かには信じられないオスだが、スンハはソラはウソをつかないとキッパリ。
ヨンチョルの首は繋がった。
しかし、帰り際にソラとヨンチョルは秘密の合図を交わしていた。
ヨンチョルは最悪の事態に備えて、ソラに自分のことは知らないと言うよう用意周到に言い含めてあったのだ。
その背景には嘘ばかりつくソラの父親とは逆に、約束を守る大人としての態度を見せてきたこともあってのことだろう。
捜査はどん詰まりになってしまった。
オスは今更ながら(忘れるところだったぜ!)以前送られてきた学生時代の写真とダンテの神曲・地獄門の一篇が綴られた手紙をヘインに見せる。
嘆きの都に向かう者 我を通り過ぎよ
永遠の苦悩に向かう者 我を通り過ぎよ
滅びの民へと向かう者 我を通り過ぎよ
これは地獄の始まりを表す詩。
残像がコントロールされ犯人の思惑通りに踊らされている今、もうサイコメトリーに頼らない方がいいというヘインだが、オスは犯人に会えるならばとたとえ地獄の果てまでも追いかけてみせると意志を強固にする。
ヘインは写真をサイコメトリーした。
コインロッカーの中に赤封筒が。
それを取り出す革手袋をはめた手。
333という謎の数字。
そして地獄門を…考える人をじっと見つめる男の後ろ姿が!
それがモロにスンハなのだが、ヘインはまだ気付かない。
気付くのはいつになることだろう…。
ヘインと別れた後、オスはスンハと出くわした。
ヘインがソン・ジョンピョに事件に関わりがあると思われ尾行されている。
もう彼女を巻き込むのは止めてくれ。
真犯人は俺を常に見張っている。
却ってヘインを傍に置く方が安全だ。
ヘインさんは俺が守ってみせる!
そう強く誓うオスに、スンハはその言葉を信じましょうと皮肉な笑みを浮かべるのだった。
その頃、ソン・ジョンピョ宛に宅配が届いていた…。
中には【ⅩⅧ THE MOON 月】のタロットカードが!
殺人予告だー!!
前回何気に魔王様の逆鱗に触れてるしなぁ。
再びオスはヘインに呼び出される。
333という数字の出所が判ったのだ。
それはヘインの図書館の書架ナンバー。
イタリア文学の書棚。
赤い背表紙のダンテの神曲に釘付けとなったオスは、導かれるようにそれを手に取る。
中から赤封筒が…そして月のタロットカードが!!
タロットの意味するところは、動けば動くほど混乱を招く。今はじっと待つべし。
そして、謎めいた人知の及ばぬ出来事が起こるという予言。
もし仮に動けば…捜査を続ければ…死者が出る!
コラージュされた手紙も同封されていた。
この地獄から逃れる唯一の方法は、自分を守ることだ。
オスはヘインに残像を植え付けることができるなら、逆にシャットアウトすることもできるのか尋ねた。
できるとは言いきれないが、何も見えない時もあるそうで…。
オスが帰ってしまった後、ヘインはダンテの神曲を手にとって残像を読み取ろうとするが…。
何者かの妨害思念によって、それは見事にシャットアウトされてしまった。
一方魔王様は…なんと!盲目の姉に面会していました!
優香ポジションの姉も健在だった~!
そしたら農場経営の兄夫婦の役割は一体…。
アタシ混乱中…。
姉さんの盲目の原因は糖尿病…。
何かの事故の外傷・後遺症だと思ってた私涙目。
ここで本物のスンハ少年とテソン少年が花屋で語るシーンが挿入。
日本版見てないと??なシーンが多いですな。
左がヘインの母、右がスンハの姉です。
今回、クソ父がテソン少年と出会った日のことをまじまじと思い出すシーンがありました。
こんな所で魔王様とクソ父の会話が明かされるなんて…!
日本版ではラス前まで明かされなかったのに~!
BS朝日版魔王第11・12話(韓国版第8~10話相当)の感想です。
日本版ならこれでおしまいの話数なのに、まだ半分にも達してないって…凄いな。
なんと!今回韓国版の魔王様の本名が明らかになりますよ~!
登場人物紹介
カン・オス刑事(オム・テウン、日本版・芹沢直人@生田斗真)
オ・スンハ弁護士(チュ・ジフン、日本版・成瀬領@大野智)
ソ・ヘイン(シン・ミナ、日本版・咲田しおり@小林涼子)
ナ・ソクジン(日本版・葛西)
ユン・デシク(日本版・石本)
キム・スンギ(日本版・宗田)
キム・ヨンチョル(日本版・山野)
それぞれ画像をクリックするとでっかくなります!
第11話 覚悟せよ 真実の矢が心臓を貫く時を
急に色々と慌ただしくなって来ました。
ソクジンとスンギと愛人が危うくニアミスしそうになったり、記者ソン・ジョンピョ(池端)がタロットカフェに現れてヘインの素性を調べたり、オスの高校の担任が農場経営のスンハの兄と会っていたり(何故だ!)
そして容疑者はキム・ヨンチョルと、チョン・テフンの弟(=スンハ)の二人に現時点で絞られてしまいましたよ!
やるじゃん警察。
ヨンチョルが真犯人なのか実証すべく、ソラを非公式でヨンチョルと会わせたいというオス。
スンハはソラの安全が保証されなければ駄目だと主張するが、オスに押しきられ渋々承知。
だが、この二人の容疑者が浮上するに当たって、いよいよオスの12年前の事件を捜査チームに明かさねばならない時がやってきました。
デカチョーはすべてを話し、ミンジェ(薫)はそれでもオスが刑事として捜査に加わることに賛成するが、後輩(東根作寿英)は事件の当事者が捜査なんて…と難色を示す。
スンハはヘインを家に送ってあげた帰り道(なんだ、てっきりヘインのオカンに夕飯を御馳走されに来たもんかと)、物陰に潜むソン・ジョンピョを発見!
以前覗いていたのはコイツか!?←そうらしい。
更にオスはヨンチョルと直接話をしに、イシュー&イシュー編集部にまで乗り込んでしまいましたよ!
残業するヨンチョルに話しかけるオス。
けれどいじめられっ子がいじめっ子に十数年ぶりに会って、いきなり話しかけられ更に腕まで掴まれたら、ヨンチョルがビビるのは当然といえば当然。
ヨンチョルはそそくさと逃げ出すが、車に轢かれそうになって脱力したのか、オスとの会話を強いられることに。
デシクが死んだよ。
そう言うオスだが、友達が死んだ悲しみがようやくお前にも分かっただろ!と震える唇で語るヨンチョルを、只呆然と聞くしかなかったのだった。
ヨンチョル役の人、片側だけ唇がめくりあがって吃音交じりに喋る演技がスゲェ神経細そうでキモ上手い。
まぁ貧相なのは山野の方なんだけど。
一方事務長はチョン・テフンの弟の消息を掴み、デカチョーに報告。
戸籍上では弟はすでに死んでいた。
ソン・ジョンピョをとっ捕まえたスンハは、何故ヘインを見張るのかを問い糾す。
一介の図書館司書が刑事と弁護士と度々接触するのはおかしい。
事件の当事者なのではないかとジョンピョは言う。
何もおかしいことはないと冷淡に言い放つスンハだが、腹を割って話そうやと記者は引き下がらない。
腹を割って話そうなんて言う奴に限って真実から一番遠いものだと、得意の煙巻き禅問答でスンハは記者を黙らせたのだった。
あなたなら話の解る人だと思ったのに…。
更に魔王様は記者にトドメを刺しに来ましたよ!
今度こういう事があれば、私が相手になります。法的処置を取ります。
つまりヘインに近寄ると殺すぞ(゚Д゚)ゴルァ!!もとい社会的に抹殺するぞってことですね。もうっ(萌)
魔王様が素敵すぎてヤバイですキャー!ゾクゾクしますわv
左が記者ソン・ジョンピョ(日本版@池端)
最初はヘインをタゲって、後に魔王様の過去にシフトする男なのね…。
スンハはソラを預かってもらっているヘインに、電話でソラ母の減刑のためにソラに証言して欲しいと頼みます。
お母さんのためになるなら…とヘインは了承。
そしてソラに明日お兄ちゃんに会えるよと伝えると、ソラが突然とんでもないことを!
お姉さんはお兄ちゃんのこと好き?
お兄ちゃんはお姉さんのことが一番好きなんだって!
この言葉を聞いた時、ヘインよりもヘインのオカンの方がめっさ嬉しそうな件。
魔王様ー!子供をダシに使うんじゃないよ~(悶)
将を射んと欲すればオカンと子供を射よって事か。
ヘインも急にスンハのことを意識しだしてめくるめく回想シーンが!
ラッキー!この回の動画を持ってるから、キャプ取らないと!
と言うわけで取ってみましたd(・∀・)
前回レビュー分に相当するので、9・10話の方にも貼っておこう。
事務長とデカチョーに呼ばれ、オスは居酒屋へ。
弟の名はチョン・テソン。テフンとは年子だ。
魔王様の本名とオスより1歳年下と判明~!
そしてテソンの母親はオスの無罪判決の日に交通事故で亡くなっていた。
更に弟はその2ヶ月後、失踪先で亡くなっているという。
この事実を突きつけられた時、オスの表情がかつて無いほどに強ばった。
その後、事務長がオスに捜査に私情を持ち込んだ時、お前は過去の罪を犯した人間に戻る…と、彼を厳しくも暖かく叱咤するシーンがありました。
その頃、スンギ宛に宅配が!
赤封筒の中に、ソクジンにも送られた、愛人と抱き合ってる写真が!
それをソクジンに見つかり、取り上げられビリビリに破られトイレに流される。
が、オスもやって来て、おかしな宅配が届いたら何故俺に言わない!と激怒され、オスの兄嫁との不倫がバレたらマズいにも程があるソクジンは、それを取り繕う事に必死。
何故ソクジンやスンギまでもターゲットになっているのか。
それは12年前のあの事件で、ヨンチョルが復讐しようとしているからだとオスは二人に話す。
しかし疑念渦巻くソクジンの考えは違った。
スンギが赤い封筒を送ってきたに違いない。
スンギ出所パーティの時もデシクと激しく言い争っていたし、何より愛人の存在を知るのは奴だけだ…と。
徐々に混沌としてくる状況の中で、魔王様の復讐チャージタイムが長くなって、しかも表情がどんどん邪悪に!
第12話 唯一の道は 自分を守ることだ
ヨンチョルの苦い思い出が蘇る。
いじめっ子のあいつらをぶっ殺してやろうと思ったが、臆病で手が震えて中々一歩を踏み出せない。
それをテフンに見つかって、凶器のナイフを取り上げられてしまう。
しかしそのナイフが引き金となってあの悼ましい事件が…。
テフン…僕が恨みを晴らしてやるからな…
ヘインとスンハも同席でソラの事情徴収が始まり、そして最有力容疑者ヨンチョルとソラを秘密裏に会わせる裏工作が始まった!
中々待ち合わせの場に現れないヨンチョル。
暫くすると奴はダサメガネを外してやって来た!
ヘインもソラもその男をしかと見たが、ヘインが見た残像はスンギ…。
魔王様とヨンチョルとソラとの間で交わされる秘密のアイコンタクト。
魔王の表情は邪悪に歪み、ソラを見つめるヨンチョルの表情もいつになく険しい。
そしてソラは知らないと一言。
俄かには信じられないオスだが、スンハはソラはウソをつかないとキッパリ。
ヨンチョルの首は繋がった。
しかし、帰り際にソラとヨンチョルは秘密の合図を交わしていた。
ヨンチョルは最悪の事態に備えて、ソラに自分のことは知らないと言うよう用意周到に言い含めてあったのだ。
その背景には嘘ばかりつくソラの父親とは逆に、約束を守る大人としての態度を見せてきたこともあってのことだろう。
捜査はどん詰まりになってしまった。
オスは今更ながら(忘れるところだったぜ!)以前送られてきた学生時代の写真とダンテの神曲・地獄門の一篇が綴られた手紙をヘインに見せる。
嘆きの都に向かう者 我を通り過ぎよ
永遠の苦悩に向かう者 我を通り過ぎよ
滅びの民へと向かう者 我を通り過ぎよ
これは地獄の始まりを表す詩。
残像がコントロールされ犯人の思惑通りに踊らされている今、もうサイコメトリーに頼らない方がいいというヘインだが、オスは犯人に会えるならばとたとえ地獄の果てまでも追いかけてみせると意志を強固にする。
ヘインは写真をサイコメトリーした。
コインロッカーの中に赤封筒が。
それを取り出す革手袋をはめた手。
333という謎の数字。
そして地獄門を…考える人をじっと見つめる男の後ろ姿が!
それがモロにスンハなのだが、ヘインはまだ気付かない。
気付くのはいつになることだろう…。
ヘインと別れた後、オスはスンハと出くわした。
ヘインがソン・ジョンピョに事件に関わりがあると思われ尾行されている。
もう彼女を巻き込むのは止めてくれ。
真犯人は俺を常に見張っている。
却ってヘインを傍に置く方が安全だ。
ヘインさんは俺が守ってみせる!
そう強く誓うオスに、スンハはその言葉を信じましょうと皮肉な笑みを浮かべるのだった。
その頃、ソン・ジョンピョ宛に宅配が届いていた…。
中には【ⅩⅧ THE MOON 月】のタロットカードが!
殺人予告だー!!
前回何気に魔王様の逆鱗に触れてるしなぁ。
再びオスはヘインに呼び出される。
333という数字の出所が判ったのだ。
それはヘインの図書館の書架ナンバー。
イタリア文学の書棚。
赤い背表紙のダンテの神曲に釘付けとなったオスは、導かれるようにそれを手に取る。
中から赤封筒が…そして月のタロットカードが!!
タロットの意味するところは、動けば動くほど混乱を招く。今はじっと待つべし。
そして、謎めいた人知の及ばぬ出来事が起こるという予言。
もし仮に動けば…捜査を続ければ…死者が出る!
コラージュされた手紙も同封されていた。
この地獄から逃れる唯一の方法は、自分を守ることだ。
オスはヘインに残像を植え付けることができるなら、逆にシャットアウトすることもできるのか尋ねた。
できるとは言いきれないが、何も見えない時もあるそうで…。
オスが帰ってしまった後、ヘインはダンテの神曲を手にとって残像を読み取ろうとするが…。
何者かの妨害思念によって、それは見事にシャットアウトされてしまった。
一方魔王様は…なんと!盲目の姉に面会していました!
優香ポジションの姉も健在だった~!
そしたら農場経営の兄夫婦の役割は一体…。
アタシ混乱中…。
姉さんの盲目の原因は糖尿病…。
何かの事故の外傷・後遺症だと思ってた私涙目。
ここで本物のスンハ少年とテソン少年が花屋で語るシーンが挿入。
日本版見てないと??なシーンが多いですな。
左がヘインの母、右がスンハの姉です。
今回、クソ父がテソン少年と出会った日のことをまじまじと思い出すシーンがありました。
こんな所で魔王様とクソ父の会話が明かされるなんて…!
日本版ではラス前まで明かされなかったのに~!