2015年 1~3月期 ドラマ簡易感想というか自分用備忘録

今期のドラマは視聴率的には振るわなかったらしいのですが、私的には毎日2本ずつ見ないと追いつかないという、久々にがっつりドラマを見たクールでした!
デートが久方振りに大ヒットでしたよ!!

月9:デート~恋とはどんなものかしら?~

自称・高等遊民(ニート)の2次元ヲタと、ガチガチのリケジョのコメディで、色々とあり得ないにも程がある設定なもんだから、リアリティ重視の人には受け付けなかったかも知れませんが、エンタテインメントとしては最高傑作で、数年振りに全話録画してDVDに焼いてノーカットで見直したい!と思える作品でした!!(アニメは結構沢山焼くけど、ドラマは殆どDVDには焼かないんですよ)

個人的には、クリスマス会の話が一番面白かったなぁ。
依子(杏)が巧(長谷川博己)の家に初めてお邪魔して、徐に書棚を整理しだし、「ベルサイユのばらは植物のカテゴリでいいですか?」とか言い出したくだりが、腹筋崩壊するくらい笑ったわwww

リーガルハイの時は面白いっちゃあ面白いけど、見ると物凄く疲れるし、エピソードの当たり外れもでかかったので、気力がある時に何話かまとめて見ていたのですが、今作は毎回毎回の掛け合いが面白すぎるし、気軽に見れるので、クドカンこそが神だと思っていたのだけど、古沢良太の方が神じゃね?と鞍替えしてよろしいですかね?

あと、OPテーマのピーナッツの『ふりむかないで』がバリバリの昭和歌謡で、昭和生まれのワタクシのどストライクでタマランかったですw

続編が出来そうな作りになっているので、依子と巧の結婚式のドタバタな続編熱烈希望です!!!!!


火9:ゴーストライター

1年前の佐村河内事件から着想を得ましたよ的なドラマでゲスいですw

キムラ緑子が第1話から怪しかったんで、ズルズル見続けたはいいが、緑子ムダ遣いよのぅ…と思っていたら、終盤になってやっとこさ牙を剥いて安心(笑)しました(爆)

けれど本家もゴーストも脇役も皆成功しましたよエンドって、経過がドロドロ続きだからって、ミラクル起きすぎじゃろw


火10-A:銭の戦争

第1話があまりにも辛気臭いわ、ゲロを食えとかいうシーンが気分悪いわ、ベースは韓国ドラマだわで、見るのがしんどそうだなぁと思いきや、回を重ねる毎に面白くなっていったので、結局はハマって見ていましたわ。

とりわけ主人公の白石(草彅剛)とヒロインの未央(大島優子)のシーンが良かったんですよ。

未央の借金を肩代わりした白石が、借金のカタに「未央の善意をくれ」と言いだし、未央が白石のためであろうとなかろうと、白石の琴線に触れる何かをしたら、未央の幼稚園時代の連絡帳に“たいへんよくできました”のスタンプを押してゆくエピソードがものっそほっこりして、ここから加速度的にこのドラマ好きになりました。

最終回のラストカット(赤松@渡部篤郎の金庫のような部屋で、大金を前にほくそ笑む白石)が意味深で、このシーンいらなくね?とも思ったのだけど、最後まで面白かったからまぁいいか。

劇伴音楽(特にOP)も耳に残って印象的でした。菅野祐吾久方振りにGJ☆


火10-B:まっしろ

白い大奥…のフレコミのハズが、蓋を開ければなんとまぁ…。

ナースステーション内の派閥争いも、婿捜しが目的の主人公の恋模様も、医療ドラマとしても何もかも中途半端な印象が拭えませんでした。


水10:○○妻

ミタの二匹目のドジョウを狙ったっぽい演出や音楽でしたが、1匹目とは比べものにならんくらいの火力不足。

というか柴咲コウがぼそぼそ喋って、常にビミョーな笑顔で居られても困る(信長協奏曲はドラマとしてはどうかと思うが、帰蝶様は好きだったし、いつぞやの大奥逆転の上様も素敵だったのにー!)

白無垢の柴咲コウが三つ指ついて白い背景に溶け込んでゆくOP映像が、背筋が粟立つ程に怖かった。
アバターの記事で白は苦手だと何度かこぼしてますが、遺伝子レベルで苦手な模様((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

これってひょっとして、最終回にひかり(柴咲コウ)死亡エンドを暗示していたのかもしれませんね…。
後味悪すぎなドラマでしたわ。

裏の『残念な夫』は3話まで我慢して見てたけどリタイアしましたw


木9:DOCTORS3 最強の名医

このシリーズ大好きだったんだけど、3はもう惰性で続けているなぁ…としか思えなくなりました。

第1シリーズは、海外に渡航した患者がウィルスに感染疑惑があって、相良先生(沢村一樹)はわざわざ患者のアパートを訪ねてゆくなど、捻りのあるエピソードもあったし、看護師の宮部くん(比嘉愛未)の心情の描写も丁寧だったのになぁ。

つか相良先生を土下座させた意味って結局何だったんだよ!

唯一面白かったのは、マイカー通勤禁止になった卓ちゃん(高嶋政伸)が、初めてバスに乗る回のトホホ具合でせうかw

野際陽子の出しづらそうな声が、どこか悪いのではないかと気になって仕方がありません。


木10:問題のあるレストラン

クセのある女優ばかりが勢揃いして、キャラとしてもアクの強い女たちが、セクハラ・パワハラに立ち向かうお話。
真木よう子がかつてないくらい可愛い役どころでしたが、個人的にはオカマのハイジさん(安田顕)が一番常識人で包容力があって好きだったな~。

あんな立地条件で繁盛するレストランってありえねー(冬もキツイが東京の夏に屋外レストランはマジで無いと思うw)なんてなツッコミ心は一切排除して、あくまでもファンタジーとして見るべきなんでしょうね。

…にしても坂元裕二は、ホンット視聴者を苛々させるツボを突きつつも、そこに真理をちりばめる天才だと認めざるを得ない。

セクハラ上司どもが、「子供連れなら家で飯食えばいいのに」って言うシーンが2回ほどもあるのだけど、現代社会への痛烈なアイロニーに見えましたよ(おおげさ)

他にも何やらメッセージ性の高いセリフがいっぱいあったやうな…(ビニール傘を無断で持って行ってしまう話とか)


金10:ウロボロス~この愛こそ、正義。

何やら数年前の『魔王』っぽい話なのかな?と思っていたら、主人公のイクオ(生田斗真)と幼なじみの竜哉(小栗旬)が、施設の結子先生(広末涼子)を殺した“金時計の男”を捜して復讐するために共闘状態で、ヤクザ役の小栗くんがとにっかくカッコ良かった!

2話目のラストで早くも1人目の金時計の男が現れて、それがヒロイン・美月(上野樹里)の父親(三石研)で、ラスボスにしてはしょぼくね?と高を括っていたら、芋づる式に金時計の男が出るわ出るわで、最後までミスリードさせられっ放し!

最終回では竜哉は碌な死に方せんだろう…とは思っていたけど、イクオは自殺エンドですかい…(鬱)
結子先生の遺言を見ないまま逝ってしまったんだね(´;ω;`)

もしも魔王のように並んで死んでる画で終わったらたらどうしよう…と思っていたら、それは杞憂に終わったけどね(笑)

大人になったイクオと竜哉が、結子先生のオムライスを食べるシーンなど、演出が秀逸だったよ。
無性にオムライスが食べたくなるドラマでした。


金深夜:セカンド・ラブ

深夜枠だけあって、ストーリーもラブシーンも割と攻めてるんじゃね?…と思って見たものの、主人公の男の性格が勝手すぎてとにかくイラッとするんで、ちっとも感情移入できませんでしたわ。
フカキョン、そんな男とっとと捨てちまえよと何度思ったことかw

最終回では…結局再会してくっつくのかYO(ノ`Д´)ノ彡┻━┻

フカキョンの母親の麻生祐未が病んでて怖かったわ~。
夜ゴロ寝しながらクイズ番組見てて、解答が早い早いw隠れクイズ女王www


土9:学校のカイダン

学園モノには基本物凄く甘いし、主題歌はB’z、音楽が踊る大捜査線の松本晃彦で+(0゚・∀・) + ワクテカ +してたんですが、ツバメ(広瀬すず)の演説シーンが毎回毎回壮大な学芸会で、よくもまあ聴衆の皆さん大人しく聞いていられるなぁ…と、心に響くどころかあくびが止まらんかったよ。

専ら彗(神木隆之介)のヒミツが知りたくて見ていたのでね…(彗はいじめられっ子でも自殺未遂でも理事長の隠し子とかいうオチでもなくて、寧ろジャンヌ・ダルクの立場で、胴上げをわざと落とされて足がダメになったというのが予想外だった…)

彗はちゃーんとツンデレキャラで、最終回に歩けるようになって、ツバメとイチャイチャしてたのが微笑ましかったなぁw


日9:流星ワゴン

父と息子の話を書かせたら日本一の重松清のドラマ化第2弾ということで、『とんび』にはドラマも原作もすっげー泣かされたから楽しみにしていました!

主人公の一雄と親父のチュウさん、一雄と息子の広樹、そして狂言回しでもある橋本さんと息子の健太(このふたりは幽霊なのだ)の3組の父子の物語でございます。

どの父子の関係も丁寧に描かれていて(当然ながら一雄とチュウさんの描写が際だっていますが)、事故死した健太がまだ生きている母親に会いに行って成仏するシーンでは泣かされたし、役者泣かせのドラマでもあったなぁと思いました。

『デート』では膨大なセリフ量で役者泣かせだったけれど、こちらは冬場のロケにも拘わらず、幽霊や生き霊(チュウさんは現実ではがんで死にかけの爺さんなんだけど、一雄と和解したい後悔がある所為で、生き霊となって一雄の前に現れるのだ)な設定上、役者さんたちは皆とても薄着で、しかも健太の成仏シーンは峠で、ガチ雪(道民だからドラマ中に降ってる雪がホンモノかニセモノかはすぐに見破れますw)降りまくりで、このシーン撮るのはさぞかし難儀で、風邪ひいたりしなかっただろうか…と思いながら見ていました。ただただお疲れ様でした!


大河ドラマ・花燃ゆ(1クール目)

ナレーションがシャアの池田秀一さんだったり、音楽がガンダムSEEDの人だったりするから惰性で見ていたのだけど、高杉晋作が出てきた辺りからやっとこさ見れるようになってきたんで、もう少し様子見かのぅ。


以上です。ご静聴ありがとうございました!

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