2022年 10~12月期 ドラマ簡易感想というか自分用備忘録
最終回がクリスマスの時期だというのに、医療ドラマばっか渋滞していた秋ドラマでしたねぇ。
ついでに最終回の時期がバラッバラで、やたら早く終わっちゃうのもあれば、年末ギリギリまでやってるのもあり、細長く楽しめたクールだったのではないかと。
月9:PICU 小児集中治療室
主題歌に中島みゆきを据え、Dr.コトー系の泣ける医療ドラマを作ろうかと思ったんだろうけど、しょっぱなから北海道の医療格差についてリアルでお叱りを受けてしまい、なんだか描きたいことが上手く表現できないまま終わってしまったように見受けられる作品でした。
拡張型心筋症の男の子のエピめっちゃ引きずってた割に、手術シーンも無ければ快方に向かってる様子がどえらいあっさりで、ジャンプの打ち切りマンガのようだったし。
それからかーちゃん殺す必要あったのかのう?
≪オカンがこのドラマの主人公の名前を定期的に訊いてくるので自分用メモ≫
主人公の名前:志子田武四郎(しこた たけしろう)
あだ名:しこちゃん先生
主演:吉沢亮
月10:エルピス—希望、あるいは災い—
女子アナ(長澤まさみ)がスキャンダルで飛ばされた情報バラエティ番組で出会ったボンボンAD(眞栄田郷敦・役中で母親の事を未だママ呼びのおぼっちゃん)と共に冤罪事件の真実を追ってゆく話。
実在の冤罪事件から着想を得たドラマらしく、冤罪で死刑囚となった男が如何にしてでっち上げられたかが、取材を進めてゆくにつれ明らかになってゆく展開が、とにかく見ていてワクワク・ゾワゾワする内容だったし、BGMもクールでカッコ良かった。
今期あまりツボに来るドラマが無いなぁと思っていたのだけど、蓋を開ければ結局コレが尻上がりに面白くなっていって、謎解きとしてもゴードンの成長物語としても(後半殆ど長澤まさみよりもゴードンが主役やんけ)見応えがあった。
EDで長澤まさみがウッキウキで作ってるケーキがカビて、食うなーって言ってるかのような映像が謎なんだけど、結局アレ何のメタファーだったん?
火10:君の花になる
元高校教師が元教え子が所属しているアイドル寮の寮母さんになる話。
高橋文哉きゅん黒歴史ドラマでカワイソスすぎるお。
クソドラママイスターのわしが倍速で見てもかなりキツかったわコレ。
水10:ファーストペンギン!
シングルマザーが漁師のおっちゃんたちと漁協組合を通さずに魚を売る販路を作ろうと奮闘する話。
毎度毎度妨害が入ったり、漁師のおっちゃんどもが拗ねたりと、何度同じ事繰り返すねん!とイライラする内容だった。
緑黄色社会の「ビ~フリ~道なき道をゆけ~♪」ってテーマ曲が凄く良くて、一時期めっちゃ脳内グルグルしてた件。
木9:ザ・トラベルナース
3ヶ月毎に世界中の医療機関を転々とする凄腕ナースたちの話。
基本テレ朝のドラマ殆ど見ない人なので、前クールの『六本木クラス』見てなかったらスルーするところだった。
『ドクターX』のスタッフが作ったらしく中々にトンデモ設定だったけど結構面白かったよ。
細い女優さんばかりの中で、野呂佳代のナース服姿が公開処刑すぎて気の毒だった。
自分もあの中に混じったらあんな感じなんだろうかと寒気がしたぞ。
木10:silent
高校生の頃付き合っていた彼氏が、数年後に耳が聞こえなくなっていた件。
配信で史上最高記録を出すくらいにバズってたようだが、手話にフォーカスをしている作りのためか、その他の画面の情報量が少なすぎて、倍速で見ないと退屈なテンポのドラマではあったが、随所にウルっとくるセリフがちりばめられていて、不意打ちで泣かされる事が多々あった。
フットサル仲間の温かい言葉であったり、耳が聞こえなくなった兄の一番の理解者でもある妹ちゃんの言葉であったり、ありがとうを使い回さない心意気であったり。
んでもって湊くんいい子すぎて泣ける。
「コーヒーとココア(だっけ?)どっちがいい?」って訊いて、「コンポタ」って答える彼女にサッとコンポタ渡せるって神か!?
どうもテレビドラマのラブストーリーを見てると、当て馬の方がええやんって思う傾向強めな私はいつもモヤモヤしておる。
金10:クロサギ
山Pのやつよりも上手くできてた希ガス。
でも黒崎は面倒見れないのに猫飼っちゃアカンてw
土10:祈りのカルテ~研修医の謎解き診察記録~
研修医が1話ごとに各科を回ってゆく1話完結方式なので、あっさりした作りだったけど嫌いじゃなかったよ。
魚肉ソーセージあっさり剥けるマシン(?)密かに欲しいw(魚肉ソーあんま好きじゃないけどw)
日9:アトムの童
潰れかけの老舗玩具メーカーが謎のゲームクリエイターと組んでゲーム界に革命を起こそうとする話。
中年ゲーマーとしましては、初回からファミ通のネッキーが出てきて胸熱だったわ。
作ったゲームがピクミンにしか見えないなと思ったら、ネット上でもピクミン言われてて草。
前半はいつもの日曜劇場だなぁって展開続いてたけど、後半ちょっと変化球だったかな。
メインテーマ曲が重厚で印象的で好みだなぁと思ったら、『ガンダム水星の魔女』の劇伴担当している人だった件。
日10時半-A:霊媒探偵・城塚翡翠
全5話だけど初回から大掛かりな伏線を施した構成にビックリした。
日10時半-B:invert 城塚翡翠 倒叙集
倒叙ミステリっていうのは、犯人が先に分かっている古畑任三郎形式ってコト(今回何本か1行で概要書いてみたけど、どれも説明雑!)
犯人役ショボいから完全に蛇足な上に、探偵役の翡翠のキャラが鼻につくだけのドラマだったわい。
大河ドラマ・鎌倉殿の13人 4クール目・終
最終回でタイトル回収された訳だが、鎌倉殿の側近の数だけではなく、鎌倉殿を巡って殺された人々の数というダブル・ミーニングに鳥肌が立ったのは私だけではあるまい。
ラストシーンも基本後日譚が見たい傾向強めな私なのだが、これ以上ないくらいベストな締めくくり方だったのではないかと。
「三谷大河にハズレ無し」と何遍かこのブログで書いてきたのだけど、よく分からない鎌倉時代をダレずに描き切った『鎌倉殿』は最高傑作かもしれぬ。
【リタイアメモ】
『親愛なる僕へ殺意をこめて』1話リタイア
拷問シーンがグロいというのもあるけど、単純に10分くらいでもう録画したの止めたくてたまらなくなるくらい、内容が自分に合わなかったからです。
『僕たちがやりました』も1話切りしたけど、ヤンマガの実写ドラマって基本自分に合わんのですわ。
以上です。ご清聴ありがとうございました<(_ _)>
ついでに最終回の時期がバラッバラで、やたら早く終わっちゃうのもあれば、年末ギリギリまでやってるのもあり、細長く楽しめたクールだったのではないかと。
月9:PICU 小児集中治療室
主題歌に中島みゆきを据え、Dr.コトー系の泣ける医療ドラマを作ろうかと思ったんだろうけど、しょっぱなから北海道の医療格差についてリアルでお叱りを受けてしまい、なんだか描きたいことが上手く表現できないまま終わってしまったように見受けられる作品でした。
拡張型心筋症の男の子のエピめっちゃ引きずってた割に、手術シーンも無ければ快方に向かってる様子がどえらいあっさりで、ジャンプの打ち切りマンガのようだったし。
それからかーちゃん殺す必要あったのかのう?
≪オカンがこのドラマの主人公の名前を定期的に訊いてくるので自分用メモ≫
主人公の名前:志子田武四郎(しこた たけしろう)
あだ名:しこちゃん先生
主演:吉沢亮
月10:エルピス—希望、あるいは災い—
女子アナ(長澤まさみ)がスキャンダルで飛ばされた情報バラエティ番組で出会ったボンボンAD(眞栄田郷敦・役中で母親の事を未だママ呼びのおぼっちゃん)と共に冤罪事件の真実を追ってゆく話。
実在の冤罪事件から着想を得たドラマらしく、冤罪で死刑囚となった男が如何にしてでっち上げられたかが、取材を進めてゆくにつれ明らかになってゆく展開が、とにかく見ていてワクワク・ゾワゾワする内容だったし、BGMもクールでカッコ良かった。
今期あまりツボに来るドラマが無いなぁと思っていたのだけど、蓋を開ければ結局コレが尻上がりに面白くなっていって、謎解きとしてもゴードンの成長物語としても(後半殆ど長澤まさみよりもゴードンが主役やんけ)見応えがあった。
EDで長澤まさみがウッキウキで作ってるケーキがカビて、食うなーって言ってるかのような映像が謎なんだけど、結局アレ何のメタファーだったん?
火10:君の花になる
元高校教師が元教え子が所属しているアイドル寮の寮母さんになる話。
高橋文哉きゅん黒歴史ドラマでカワイソスすぎるお。
クソドラママイスターのわしが倍速で見てもかなりキツかったわコレ。
水10:ファーストペンギン!
シングルマザーが漁師のおっちゃんたちと漁協組合を通さずに魚を売る販路を作ろうと奮闘する話。
毎度毎度妨害が入ったり、漁師のおっちゃんどもが拗ねたりと、何度同じ事繰り返すねん!とイライラする内容だった。
緑黄色社会の「ビ~フリ~道なき道をゆけ~♪」ってテーマ曲が凄く良くて、一時期めっちゃ脳内グルグルしてた件。
木9:ザ・トラベルナース
3ヶ月毎に世界中の医療機関を転々とする凄腕ナースたちの話。
基本テレ朝のドラマ殆ど見ない人なので、前クールの『六本木クラス』見てなかったらスルーするところだった。
『ドクターX』のスタッフが作ったらしく中々にトンデモ設定だったけど結構面白かったよ。
細い女優さんばかりの中で、野呂佳代のナース服姿が公開処刑すぎて気の毒だった。
自分もあの中に混じったらあんな感じなんだろうかと寒気がしたぞ。
木10:silent
高校生の頃付き合っていた彼氏が、数年後に耳が聞こえなくなっていた件。
配信で史上最高記録を出すくらいにバズってたようだが、手話にフォーカスをしている作りのためか、その他の画面の情報量が少なすぎて、倍速で見ないと退屈なテンポのドラマではあったが、随所にウルっとくるセリフがちりばめられていて、不意打ちで泣かされる事が多々あった。
フットサル仲間の温かい言葉であったり、耳が聞こえなくなった兄の一番の理解者でもある妹ちゃんの言葉であったり、ありがとうを使い回さない心意気であったり。
んでもって湊くんいい子すぎて泣ける。
「コーヒーとココア(だっけ?)どっちがいい?」って訊いて、「コンポタ」って答える彼女にサッとコンポタ渡せるって神か!?
どうもテレビドラマのラブストーリーを見てると、当て馬の方がええやんって思う傾向強めな私はいつもモヤモヤしておる。
金10:クロサギ
山Pのやつよりも上手くできてた希ガス。
でも黒崎は面倒見れないのに猫飼っちゃアカンてw
土10:祈りのカルテ~研修医の謎解き診察記録~
研修医が1話ごとに各科を回ってゆく1話完結方式なので、あっさりした作りだったけど嫌いじゃなかったよ。
魚肉ソーセージあっさり剥けるマシン(?)密かに欲しいw(魚肉ソーあんま好きじゃないけどw)
日9:アトムの童
潰れかけの老舗玩具メーカーが謎のゲームクリエイターと組んでゲーム界に革命を起こそうとする話。
中年ゲーマーとしましては、初回からファミ通のネッキーが出てきて胸熱だったわ。
作ったゲームがピクミンにしか見えないなと思ったら、ネット上でもピクミン言われてて草。
前半はいつもの日曜劇場だなぁって展開続いてたけど、後半ちょっと変化球だったかな。
メインテーマ曲が重厚で印象的で好みだなぁと思ったら、『ガンダム水星の魔女』の劇伴担当している人だった件。
日10時半-A:霊媒探偵・城塚翡翠
全5話だけど初回から大掛かりな伏線を施した構成にビックリした。
日10時半-B:invert 城塚翡翠 倒叙集
倒叙ミステリっていうのは、犯人が先に分かっている古畑任三郎形式ってコト(今回何本か1行で概要書いてみたけど、どれも説明雑!)
犯人役ショボいから完全に蛇足な上に、探偵役の翡翠のキャラが鼻につくだけのドラマだったわい。
大河ドラマ・鎌倉殿の13人 4クール目・終
最終回でタイトル回収された訳だが、鎌倉殿の側近の数だけではなく、鎌倉殿を巡って殺された人々の数というダブル・ミーニングに鳥肌が立ったのは私だけではあるまい。
ラストシーンも基本後日譚が見たい傾向強めな私なのだが、これ以上ないくらいベストな締めくくり方だったのではないかと。
「三谷大河にハズレ無し」と何遍かこのブログで書いてきたのだけど、よく分からない鎌倉時代をダレずに描き切った『鎌倉殿』は最高傑作かもしれぬ。
【リタイアメモ】
『親愛なる僕へ殺意をこめて』1話リタイア
拷問シーンがグロいというのもあるけど、単純に10分くらいでもう録画したの止めたくてたまらなくなるくらい、内容が自分に合わなかったからです。
『僕たちがやりました』も1話切りしたけど、ヤンマガの実写ドラマって基本自分に合わんのですわ。
以上です。ご清聴ありがとうございました<(_ _)>