2023年 7~9月期 ドラマ簡易感想というか自分用備忘録

毎年夏クールは捨てドラマが多く“夏枯れ”なんて言われて久しい筈なのに、今年の夏は日曜劇場が本気出しすぎたり、私好みの学園ドロドロドラマがあったりで、奇跡の当たり年の夏でした。


◆月◆
真夏のシンデレラ


お父さんは金勘定ガバガバのお人好しで、ご近所さんが困ってるからって娘の大会の金使いこむわ、弟は性格は良いけどアホの子で、二股掛けられてた彼女の妊娠のスケープゴートにさせられるわ、母親死別してるのかと思いきや別居してて、借金がかさんで娘の彼氏にたかるわと、家族がポンコツでろくでなし揃いなので、必然的に主人公が健気に頑張ってしまう境遇なのが見ててつれぇわ(一瞬機能不全家族?と思ったけど調べたら違う模様)

主人公の親友が惹かれた彼氏が東大卒の医者だけどアスペ丸出しなので、彼女カサンドラ待ったなしな件。司法試験浪人生にしとき~(何様)

神尾風珠くん無駄遣いでカワイソスだったわ。
いいツッコミ検定ドラマだったと思うよ。


◆火◆
火9:シッコウ!!~犬と私と執行官~


久々に織田裕二のドラマ見たわ。こーゆー織田裕二でいいんだよw

伊藤沙莉って織田裕二やケンティーと並ぶと随分ちんちくりんなんだな。


火10:18/40~ふたりなら夢も恋も~

設定がリアリティとかガン無視なファンタジーなんだけど、深キョンの存在自体がファンタジーなんだからこまけぇこたぁいいんだよ!!深キョンが可愛いからヨシ!

…いやぁ、ダンサーを目指す御曹司のダンスシーン、もうちょいなんとかならんかったんかw


◆水◆
水10:こっち向いてよ向井くん


初回の印象が最悪すぎて水曜はドラマ見るのやめようかと思ったぞ。

というのも、向井くん(赤楚衛二)に気があると思った派遣の女が、全部向井くんの勘違いだったってオチが付くのだけど、この女が向井くんの誕プレとして選んだのが、かつて向井くんの元カノ(乃木坂の子)が誕プレでくれたけどチョイスが謎すぎてガッカリな思い出の品な“鹿の角”で、しかも「嫌な思い出を上書きしようと思って」といけしゃあしゃあと抜かしよるので( ゚Д゚)ハァ?向井くんじゃなくても勘違いするわ!とブチ切れたw

その後の向井くんが付き合おうとするキャラや、しちめんどくさい思想持ちの向井くんの妹など、どのキャラにも感情移入できなくてなんだかなぁ…だったのが、逆に感想戦をしたくなる作りだったのかもしれん。

我が家では好物だからと柿の種のピーナッツだけ残してくれるダンナはありやなしやで激論であったw

ラスト3話で坂井戸さん(波留)のターンになってやっと面白くなったw
「終わり良ければ総て良し」の典型的な見本例かも。


◆木◆
木9:ハヤブサ消防団


池井戸潤原作と掲げてくれてて助かったわ。でないとテレ朝の田舎コミュニティが舞台で怪しいキャスティングすぎるドラマなんぞ、うっかり見過ごすところだったぜw

前半はハヤブサ地区で起こった連続放火魔を探すってんで、地元の消防団になし崩し的に入れられてアワワアワワする主人公(中村倫也)が気の毒でありつつもまぁすぐに馴染み、何年か前に同じく東京からハヤブサに越してきた女(川口春奈)と懇ろになったかと思いきや、その女が新興宗教の旗頭だったとかいうトンデモ展開に。

前半がおっさん探偵団みたいでそこそこ面白かったのに、後半が宗教絡みの話に急展開し全く別のドラマになってしまい、見てても全然楽しくなくなったわ。


木10:この素晴らしき世界

ごくごく平凡な主婦が失踪した大女優と似てるってんで替え玉をさせられてしまう話。

昨今フジテレビのドラマは内容がアレだろうが11話もやってくれるのに、コレはキャスティングが地味すぎるので9話でスッパリ終わってくれて助かった。

特別編は完全に蛇足。


◆金◆
金10:トリリオンゲーム


『Dr.STONE(通称『石』)』の原作者のマネーゲーム物なので、ロードマップ作ったり随所に石要素ががが。

ワンオペで24時間AIの中の人させるの無理ゲーすぎんだろと思ったら、視聴者100%同じツッコミ入れてた件w

ミスキャストが目立つ配役だったよなぁ…。誰とは言わんけどさぁ…。


◆土◆
土10:最高の教師 1年後、私は生徒に■された


3年A組のスタッフ再集結とのことで、大変私好みのドロドロ学園ドラマでございました。

芦田愛菜ちゃん久々にドラマで見たけどやっぱうめーわ。

昨今「殺」という字を各所で伏せる傾向にあるため、サブタイトルの『私は生徒に■された』は、てっきり『殺された』だと思っていたのですが、最後まで見ると『託された』というオチで膝を叩きました。

TVerでのオリジナルコンテンツも充実していて、不人気すぎてすぐ埋もれてしまい探すのがめんどいから登録してたお気に入り登録システムを、本来の意味で使った初めてのドラマだったり。


◆日◆
日9:VIVANT(ヴィヴァン)


日曜劇場アベンジャーズって呼ばれてたりするくらいキャスト陣が豪華すぎて、TBSが本気出しすぎてて非常に見応えがありました。

考察班の方々がこぞって様々な考察するも、中にはトンデモ理論(ドラムの中から松坂桃李が出てくるとかw)かましてるのもあって、それ含めて面白かったです。

初回こそ堺雅人よりも阿部寛の方が目立ってて、コレ阿部ちゃん主役のドラマ?と思ったものの、乃木(堺雅人)がポンコツどころか超有能な別班員と分かるや、そこからはもう独壇場でございました。

しばらくの間、メインテーマ曲が耳から離れず脳内グルグルしまくってました。
BGMうるさいってすぐXッターする人多いみたいだけど、ここぞというシーンでは特にそれなりの音量でBGM流さないとダメだと思ってるんで。

林原めぐみの声で読み上げてくれるアプリマジで欲しいですじゃ。

赤飯見た目うまそうなんだけど実際の味も気になります。

乃木のもうひとりの僕でもある“F”が何故にFと呼ばれるのかが分からずじまいだったのだけがモヤりました。


日10時半:CODE-願いの代償-

婚約者が非業の死を遂げ死因を探っていたら、『CODE(コード)』という胡散臭いアプリの存在が明らかになったでござる。

CODEに願い事をするとあっちゅー間に叶えてくれるが、その代わり任務をこなさねばならない。

しかもその任務は願い事の重さに比例して困難なものになってゆく上、1ヶ月放置するとCODEがまた願い事をしろと催促してくるというデスノート状態。

最終回で黒幕(婚約者を殺した犯人?)がAIと判明したが、なんだかなぁ…。

主人公がラストにCODEプレイヤーに殺されてファッ!?てなったわ。

初回から私好みのクソドラマ臭しかしなかったけど、そーゆーのこそ一足早く始める戦略っていいかもしれんね。


大河ドラマ・どうする家康

信長が敦盛やらないってんでSNSがちょろっとザワザワしたのはどうでもいいんだが、茶々が北川景子再びなのにはたまげた!茶々ぶっ飛びすぎだってばよ!


リタイアメモ

転職の魔王様
ばらかもん
※いずれも1話リタイア

以上です。ご清聴ありがとうございました<(_ _)>